洋服レンタルは便利なサービスですが、トラブルがあったときのことを考えると心配になりますよね。

そこで「洋服レンタルのトラブル」について紹介していきます。

起こりやすいトラブルの具体例、トラブルにならないための心得を書いていくので、「心配だから利用するか迷っている」という人は参考にしてください。

洋服レンタルだけじゃなくどんなサービスでもトラブルが起こる可能性はありますが、具体例や心得を知っておくと巻き込まれにくくなります。

洋服レンタルを利用する上で考えられるトラブルをご紹介

では洋服レンタルの考えられるトラブルを紹介していきます。

トラブルの中にはどうしようもないこともありますが、事前に知っておけば対処できるものも多くありますよ。

利用するときは利用規約やルールなどはしっかり読んでおくことが大事ですが、つい読むのが面倒で目を通さないこともあります。

しかしそれではトラブルが起きやすくなっているので、よくあるトラブル例を見て「どんなことに気をつけるべきなのか」知っておきましょう。

レンタルした洋服を汚してしまうトラブル

洋服を汚してしまうのはよくあるトラブルですが、対処方法や状態によっては大きな問題になってしまうこともあります。

ほとんどの洋服レンタルサイトでは、「汚れていても問題ない」としていますが、あくまでそれは通常の汚れについてです。

普通に着ているだけでは考えられない汚れ、もう落ちないような頑固な汚れの場合、別途料金が発生することもあります。

「どの程度までは大丈夫なのか」ということはサイトによっても違いますが、中には買取りをしなければならないケースもあります。

また、基本的に洋服は自分では洗濯せず返却するというルールが設けられています。

しかし何度も着たいからと自分で洗濯してしまい、他の洋服の色がつく、生地の状態が悪くなるということもあるので気をつけるようにしましょう。

どれくらいの汚れであれば大丈夫なのかはサイトにもよります。日常生活でつくようなものであれば大丈夫ですが、心配であれば問い合わせておくと安心です。

自分で洗濯をしてしまうと汚れの原因にもなりますから、「洗濯はしない」と書かれていればそのまま返却するようにしましょう。

返却期限が過ぎたときのトラブル

洋服のレンタルサイト、契約したプランによって返却までの日数が違います。

1ヶ月間借りることができる場合もあれば1週間以内に返却する必要があることもありますから、期限は守るようにしましょう。

つい忘れてしまって期限を過ぎた場合、延長料金が加算されるというケースが多いです。

その延長料金が安ければまだトラブルにはなりにくいのですが、レンタル料金よりも割高に設定されていることが多いのです。

延長する意思はなくても返却日数が過ぎてしまうと延長しなければなりませんし、「忘れていただけで着ていないから払いたくない」と言っても通用しません。

1日ごとに料金が加算されてしまい、気づけばかなり高額になっていたということもあるので注意しておきましょう。

何日も延長してしまうと「レンタルするより買った方が安かった」ということにもなりかねません。

料金に関することはトラブルになりやすいので、しっかり確認しておきましょう。

数点レンタルして1点だけ返却し忘れることもあるので、きちんと確認しておくことが大事です。

洋服のサイズが合わないトラブル

洋服レンタルサイトの中には無料で交換をしてくれる場合もありますが、ほとんどのサイトで交換は有料となっています。

定額で契約している場合も交換には保有しているポイントが必要ということも多いですから、交換時のトラブルも多くなっていますよ。

もちろんサイトには洋服のサイズが書かれています。しかし洋服のデザインや素材によって着たときのサイズ感は違いますよね。

特にタイトな洋服のレンタルをすると、実際に着てみると洋服が入らないということもあるので注意しておきましょう。

小さいサイズの洋服を無理矢理着てしまうと破れる可能性もありますし、交換していると洋服を着る日に間に合わないこともあります。

予定していた日に着ることができないなら、レンタルした意味がないですよね。

こういったトラブルになってしまうとお金と時間の無駄ですから、しっかり確認しておくようにしましょう。

特に上下セットの洋服、伸びない素材でできているワンピースなんかはサイズのトラブルになりやすいです。

トラブルにならないための洋服レンタル利用時の心得

洋服レンタルをするときはトラブルが起きないようにしたいですよね。

いくら便利なサービスでもトラブルがあるともう利用したくなくなりますし、嫌な気持ちにもなるのでもったいないです。

そこで、トラブルにならないための心得を紹介していきますね。

洋服レンタルは安く洋服を借りることができるのでいざという時には重宝しますから、心得を知っておくと安心です。

急に体調を崩して洋服返却できなかった、転んで洋服を破いてしまったなど、どうしようもないこともありますが、普通のトラブルなら心得を知っておくと回避することができますよ。

レンタルした洋服は自分の物ではないと自覚しておく

レンタルはあくまで「借り物」です。

お金を出して借りていると「レンタルしている」という意識が薄れてしまいますが、あくまで借りているということを忘れないようにしましょう。

お金を出していても借り物は借り物です。

友人から何かを借りているときは極力汚さないように丁寧に扱いますが、お金を払うとその意識が薄くなってしまうので気をつけておきましょう。

友人から無償で借りているもののように丁寧に扱い、着ない時はクローゼットに仕舞う、シワがつかないように保存しておくなど気を配ることが大事です。

着ているときも着ないときも丁寧に扱うことがトラブルを減らすコツでもありますよ。

自分の物であればダメになっても良いですが、借りているものなので、自分の所有物以上に大事に扱いましょう。

いくら「汚しても大丈夫」「破れても大丈夫」とサイトに記載があっても限度があります。

「汚れてもいいって書いてあるからいいや」と思っているとトラブルになってしまいやすいので、極力汚さないことを前提で借りましょう。

自分の体型変化を自覚しておく

洋服のサイズが合わないというのはよくあるトラブルですから、自分の体型の変化はしっかり自覚しておくようにしましょう。

あくまで自分でサイズを確認して借りるものなので、サイズが間違っていても自分の責任になります。

そのために体重だけじゃなく体形の変化も自覚するようにしましょう。

クローゼットにある洋服を着てサイズを確認するというのも大事ですが、洋服によっては伸びている場合もありますから、できるだけ新しい洋服で確認してみましょう。

昔からのサイズではなく、「今現在のサイズ」をしっかり確認しておくことが重要です。メジャーで計るなどし、自分でトラブルを回避することが大事ですよ。

そして、サイズに迷ったら小さいよりも大きいサイズにしておくと安心です。

少しくらい大きくてもアウターや羽織ものでカバーできますが、小さいと着ることができません。

「フリーサイズだから入るはず」ではなく、自分が着るものなので、自分でしっかり体形を確認しておきましょう。

利用規約はしっかりチェックしておく

利用規約は全て目を通した方が安心です。サイズが合わないときどうなるか、返却期限はいつまでか、何日で届くのかなどは最低限でも確認しておくようにしましょう。

その他にも料金に関することはチェックしておくのがおすすめです。

延長料金、買取りしたときの金額、サイズ交換したときの金額、配達料など、料金のことは全て確認してからレンタルするとトラブルが少なくなります。

レンタルの依頼をしたということはこういった規約を了解したという前提ですから、「知らなかった」では済ましてもらえないのです。

大事なことが小さな文字で書かれていることもあるので、特に料金に関することは自分でしっかり調べておきましょう。

店頭だと「スタッフの説明不足」にもなりますが、ネットサイトだと自分で確認する必要があります。

万が一トラブルがあっても確認していない自分の責任になるので、気になったことはサイトで確認する、電話をするなどしてから利用していきましょう。